ORACLE総合解析ユーティリティ 「O-Analyzer」
O-AnalyzerはDBAや運用向けのORACLEデータベース解析、管理ツールです。
SQLのグリッド表示といった基本的な機能から負荷テスト実行、待機イベントや実行計画の確認といった多数の機能を備えています。
ライセンスに同意の上、無償で利用できますので是非ご利用ください。「
O-Analyzerのダウンロード」からダウンロードできます。
O-Analyzerは以下のような特徴を持っています。
- 32bit,64bit OSに対応
O-Analyzerは.net FrameWork 2.0上で動作するため.net FrameWork 2.0が動作するOSであれば32bit、64bitどちらでも動作します。
64bit アプリケーションとして利用することでいままでの32bitアプリケーションでは表示できなかった大量件数のデータをメモリが許す限り読み込み表示することができます。
.net FrameWork 2.0には以下のようなOSが対応しています。
・Windows 2000 Service Pack 3 以降
・Windows XP Service Pack 2 以降
・Windows Vista
・Windows 7
・Windows Server 2003(R1,R2)
・Windows Server 2008(R1,R2)
- 面倒なインストール作業不要。解凍するだけで動作
O-AnalyzerはORACLEに接続するミドルウエアとしてORACLE社提供のODP.NETか.net FrameWork付属のORACLEクライアントのいずれかを選択することができ、
.net FrameWork付属のORACLEクライアントで接続する場合ORACLE社提供のインスタントクライアントをアプリケーションディレクトリに解凍するだけで動作します。
また、O-Analyzer本体もインストーラによるインストールなしで動作するため、指定ソフト以外インストールできない環境でも使用することができます。
- SELECT結果のグリッド表示に加え、フェッチの中断と再開が可能
O-Analyzerは実行SQLのグリッド表示だけでなく、フェッチ済み件数をリアルタイムに表示することができます。
また、フェッチ中ユーザは自由に停止、再開ができるため大量件数をフェッチしたことでアプリケーションが固まったりメモリ不足でダウンする事象を未然に防ぐことができます。
- SGA解析
O-Analyzerはバッファキャッシュや共有プールの解析機能を備えています。
本機能を利用することでバッファキャッシュにどのテーブルのブロックが何MB程度ロードされているかや、共有プール内のSQLカーソルの処理時間や実行計画等を確認することができます。
- 記憶域解析
O-AnalyzerはORACLEデータベースを構成する全ての記憶域の情報の確認に加え、
各セグメントを構成するエクステントの断片化状況、ブロックの使用率等を確認することができます。
- 負荷テスト機能
O-AnalyzerはマルチスレッドでSQLやストアドプロシージャを多重実行することができます。
実行後、各セッションの待機イベントやシステム統計等を確認することで多重実行の影響調査やチューニングに利用することができます。
- オブジェクトエクスプローラ
O-Analyzerはエクスプローラ風の画面からテーブルや索引等のオブジェクトを表示することができます。
また、索引のリビルドや統計情報の取得等もエクスプローラ画面から実行できます。
- チューニング手法の学習
O-Analyzerが自身で発行するSQLはデフォルトですべてログに記録できるため、ログを解析することでチューニングや監視方法を学ぶことができます。
- リモート操作
O-AnalyzerはJava Stored Procedureが利用できる環境ではサーバー側でOSコマンドを実行することができます。
この機能によりDBサーバ側のアラートログやCPU、メモリ使用率をクライアントから確認することができます。