リカバリ手順
本ページではデータファイルが破損した場合のリカバリ手順を記載します。データファイル破損の完全リカバリ手順
以下の手順ではDBを停止していますが、破損したデータファイルがSYSTEM表領域やUNDO表領域ではない場合はDBを停止せずにリカバリすることができる場合もあります。1 DBが停止していなければ停止する
SQL> shutdown immediate データベースがクローズされました。 データベースがディスマウントされました。 ORACLEインスタンスがシャットダウンされました。
2 データファイルのリストア
リカバリに必要なアーカイブログがバックアップ等で退避されている場合はアーカイブログも元の場所に戻します。注意
制御ファイル及びREDOログは破損していなければリストアしないでください。制御ファイルをリストアしてもリカバリコマンドの変更等によりリカバリできる可能性はありますが、 REDOログを誤ってリストアして上書きしてしまった場合は完全リカバリが不能になります。
3 DBをMOUNT状態まで起動
SQL> startup mount ORACLE instance started. Total System Global Area 205520896 bytes Fixed Size 1266608 bytes Variable Size 67112016 bytes Database Buffers 134217728 bytes Redo Buffers 2924544 bytes Database mounted.
4 リカバリの実行
SQL> recover database; SQL> alter database open;