ORA-00600とは

ORA-00600エラーはサーバ側プログラムで予期せぬ状態を検出した場合に発生する他に分類できない内部エラーを意味しています。 これは、HTTPのステータスコードで例えると500、JAVAのプログラムで例えるとassertionに引っかかった状況に該当します。

影響は予期せぬエラーをすべてまとめたエラーコードであるため深刻なものから軽微なものまであり一概には言えず、 原因もORA-00600の情報はほとんどの場合公開されないためエラー原因を確認するにはほとんどの場合サポートセンター等へ確認を依頼する必要があります。


ユーザが確認できること

ORA-00600が発生した場合基本的にはアラートログへの記録とともにORA-00600が発生したプロセスのトレースファイル等に簡単なエラーの診断情報が記録されます(トレースファイルの場所はアラートログに記録される)。 この内容にはエラーが発生したSQL文等が記録される場合があるためこれらの情報からどのプロセスでどのSQLを実行した際に問題が発生したのか、どのプロシージャでエラーを受けたのかを確認することができます。

以下の例では「orcl112_j004_4596.trc」にログが記録されたことから「j004」というプロセス(ジョブキュープロセス)がエラーを受けたことがわかります。

アラートログ
Thu Apr 01 22:00:33 2011
Errors in file j:\program\oracle\diag\rdbms\orcl112\orcl112\trace\orcl112_j004_4596.trc  (incident=7425):
ORA-00600: 内部エラー・コード, 引数: [XXXXXXXX], [], [], [], [], [], [], [], [], [], [], []
Incident details in: j:\program\oracle\diag\rdbms\orcl112\orcl112\incident\incdir_7425\orcl112_j004_4596_i7425.trc
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